映画 長尾景虎具足写し





お客様の声

思えば私が甲冑というものに魅かれたのは子供の頃の事でした。 その後、その魅力というものはずっと心に有った様に思います。 今、陶芸作家という道で生きておりますが、以前は長い間服飾デザインを 職業としておりました。
その間、私の創る服には武家装束の影響が色濃く出ており、特に甲冑から インスピレーションを感じる事が多かった様に思います。 その様にして心の奥には常に甲冑という存在があった訳です。 只、その頃には甲冑展等に足を運ぶ程度で甲冑購入までの気持ちは有りませんでした。 そして角川映画、「天と地と」が封切られ、一目で長尾景虎着用の甲冑に 魅せられてしまいました。
それから時は流れ、私は「癌」に冒されました。 様々な縁のお陰を持ちましてそれを乗り越える事が出来、今こうして元気に 生活しております。 しかしながら癌告知から手術成功までの約2ヶ月間、私は「死」というものと とことん向き合う事が出来、自分なりの「死生観」を持つ事が出来ました。 それから2年半経ち、毎日の生活の中で「死と向き合った期間」を忘れがちに なっている自分を見付け、このままではいけないと思う様になりました。 勿論、忘れ去っても良いのかも知れません。 しかし私はそれを忘れるべきでは無いと考えております。 そうして自分の「死生観の象徴」は何か…と考えた時に頭に浮かんだのが「甲冑」 でした。

甲冑というものは「生き装束」であり「死に装束」である。 私はそう思っておりますので、そこに自分の「死生観」とダブる何かがあったのです。 ならばどんな甲冑で何処に製作を依頼するか。 甲冑の答えはすぐに出ました。例の「天と地と 長尾景虎」の甲冑です。 では何処に製作を依頼するか…という問題が残りました。 そして色々と調べた結果、丸竹産業様に足を運んで職人さん達とお会いしてみよう… と思いたちました。
私の暮らす栃木県から鹿児島は確かに遠いです。 しかし、「自分の気持ちを受け止めてくれるかどうか」。それを確かめるには現場 に行かなくてはどうしようもないと思い、訪問させて頂きました。 そして会長様はじめ、社長様、工場長様、そして職人の方々、パートの方々と お話をし、自分の目で見、そして全身で感じた結果、「この方達に作って頂きたい」 と強く思い、製作を依頼させて頂きました。
それから約1ヶ月半。待望の甲冑が我が家に届きました。 そして飾り終って眺めた時に目に涙が浮かびました。

そこにあったのは、まさに私の気持ちに想像以上に応えてくれた作品でした。 そこにはまさしく「魂」が鎮座しておりました。 この度、上杉謙信公の戦勝祈願仏「刀八毘沙門天」が御本尊であらせられる山形県米 沢の真言宗醍醐派寺院「千勝院」様で甲冑の開眼法要を営んで頂く運びとなりました。

丸竹産業御一同様。御社の皆様には言語に尽くせない程感謝の気持ちで一杯です。 「魂」を、そして私の「死生観の象徴」を有難う御座いました。 そしてこの長文を最後まで読んでくださった方々にも感謝致します。 合掌


編集後記

色々お話をお聞きして思いは全て甲冑製作に込めさせて頂いたつもりですので あえて言葉にはしませんが、喜んで頂き我々も本望です。又 甲冑の開眼法を行って頂いたとの事、キット甲冑も喜んでいると思います。

ありがとうございました。



お問い合わせ
当社 info@yoroi.co.jpまで
戻 る