私は昔から大鎧が好きで、写真や絵で色々な大鎧を見ているうちに、自分だけの
究極の大鎧が欲しいと思うようになりました。威や絵韋など様々な組み合わせで
絵を描いて検討しましたが、なるべく珍しくなるように考えたのが今回のものです。
特に拘ったのが青海波梵字龍の絵韋でした。ちょっとお茶目な龍が大変気にいって
います。一時は原図が集まらなくて諦めかけたのですが、丸竹様が集古十種を
お持ちだったおかげで実現することができました。この絵韋が無ければ今回の鎧は
満足できなかったかもしれ無いと思うと丸竹様には感謝してもしきれません。
またほのかに緑色に染まった小桜威が燃えるような赤糸威とは対照的に上品な
雰囲気を漂わせています。この他にも片山式や桐紋など無理なお願いばかりで
多少不安な面もあったのですが、現物を手にしてみてまさに完成予想図通り、
丸竹様にお願いして本当によかったです。
甲冑は世界に誇ることのできる日本文化の一つだと思っていますが、その究極の
大鎧を手に入にすることができこれほど幸せなことはありません。今回は○太産着
(○は私の姓)と名付け、一生大事にするとともに、子孫がこの大鎧に誇りを持ち
代々大切にしてくれるよう、精一杯生きていきたいと思います。
今回も色々とお世話になり、本当にありがとうございました。